男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス2回戦が行われ、第32シードの
B・シェルトン(アメリカ)はラッキールーザーで本戦入りした世界ランク65位の
J・シュトルフ(ドイツ)に6-4, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗れ、初戦敗退となった。敗れたシェルトンだったが、この試合でスーパーショットを披露している。
>>西岡vsルブレフ 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<昨年全米大学王者に輝き、プロに転向した20歳のシェルトンは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初出場でベスト8進出の快挙を果たす。しかし、その後のツアー大会では初戦敗退、2回戦敗退が続いている。
大会初出場となったシェルトンは今大会、シード勢が1回戦免除のためこの試合が初戦に。第1セット、ファーストサービスが入ったときに全てのポイントを獲得すると1度もブレークチャンスを与えず。終盤となった第10ゲームでブレークに成功し、先行する。
このセットの第2ゲーム、30-15でリードをしたポイントでシェルトンがスーパーショット。シュトルフが放った角度のある深いボレーに対し、シェルトンは相手に背を向けた状態で返球し、ポイントを獲得した。このプレーを『tennisTV』のツイッターも紹介しており、「年間最優秀ショット候補」とつづっている。
続く第2セットでは互いにブレークチャンスを与えず。サービスキープが続きタイブレークに突入する。2度のミニブレークを許したシェルトンは1度目のセットポイントをものにされ、1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームから3ゲームを連取されたシェルトン。シュトルフのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックに成功するも終盤となった第12ゲームで2度目のブレークを許し、2時間20分で力尽きた。
勝利したシュトルフは3回戦で世界ランク40位の
D・ラヨビッチ(セルビア)と対戦する。ラヨビッチは2回戦で第7シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第8シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第9シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが3回戦に駒を進めている。
>>20歳シェルトンがスーパーショット、年間最優秀ショットの候補か<<>>【NEW ERA】テニス用 吸水速乾キャップ&Tシャツ新発売<<
■関連ニュース
・世界96位シェルトン 初の海外へ・シェルトン「感謝したい」・20歳シェルトン 全豪初出場で8強■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング