男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は28日、シングルス2回戦が行われ、第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク53位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-7 (6-8), 7-5, 6-0の逆転で破り、初戦突破を果たすとともに3年連続6度目の3回戦進出を決めた。
>>西岡、アルカラスらマドリッドOP組合せ<<>>シフィオンテクらマドリッドOP組合せ<<前週のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)では初戦となる2回戦で敗れていた世界ランク16位のズべレフ。ムチュア・マドリッド・オープンに出場するのは6度目であり、2018年・2021年に優勝、2022年に準優勝を飾っている。
この日の第1セット、ズべレフは7度のブレークポイントを握られるも全て凌ぐ。リターンゲームでは1度のブレークチャンスを掴むも活かせずタイブレークに突入。互いにセットポイントを握るもズべレフは2度のミニブレークを許し、先行される。
続く第2セットでは第7ゲームでブレークを許しゲームカウント3-4とリードされる。それでも直後の第8ゲームでブレークバックに成功。ズべレフは終盤となった第12ゲームでもブレークを奪い、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が38パーセントに留まったカルバレス バエナに畳みかけたズべレフは6ゲーム連取に成功。最後はベーグルで制し、3時間35分に及ぶ死闘の末に勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズべレフのコメントを掲載し「特に今年は3セットマッチで苦戦したこともあり、とても重要な試合となった。試合を決めたのは1、2ポイントの差だったと思うので、その結果にはとても満足しているよ」と語った。
「大きなスタジアムで、このような試合をするのが楽しみなんだ。前にも言ったけど、特にここは世界で一番好きなコートなんだ」
勝利したズべレフは3回戦で予選を勝ち上がった世界ランク128位の
H・グルニエ(フランス)と対戦する。グルニエは2回戦で第22シードの
S・コルダ(アメリカ)を7-6 (7-5), 7-6 (9-7)のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第5シードの
A・ルブレフ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第10シードの
K・ハチャノフ、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第28シードの
西岡良仁らが3回戦に駒を進めている。
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