女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は23日に決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードの
A・サバレンカを6-3, 6-4のストレートで破り、大会2連覇を達成した。
>>アルカラスvsチチパス 1ポイント速報<<現在世界ランク1位で21歳のシフィオンテクは、これまで12個のツアータイトルを獲得。四大大会では2020年と2022年の全仏オープン(フランス/パリレッドクレー、グランドスラム)と2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制覇している。
対する世界ランク2位のサバレンカは現在24歳。こちらもこれまで12個のツアータイトルを獲得しており、今シーズンの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では四大大会で初めてシングルスタイトルを手にした。
両者は7度目の顔合わせでシフィオンテクの4勝2敗。
昨年の同大会決勝でも両者は対戦しており、その時はシフィオンテクがサバレンカを6-2, 6-2のストレートで下し優勝を飾っている。
2年連続の顔合わせとなったこの日の決勝戦、両選手ともに質の高いプレーを見せ一進一退の攻防が続く。均衡が破れたのはサバレンカのサービスゲームとなった第8ゲーム、2回目のデュースとなった場面でサバレンカがこのセット唯一となる痛恨のダブルフォルトを犯す。このチャンスを確実にものにしたシフィオンテクが両者通じて初のブレークに成功。シフィオンテクは第9ゲームをキープし、このセットを52分で獲得する。
続く第2セット、流れに乗るシフィオンテクが第1ゲームからブレークに成功。その後もシフィオンテクは堅実なプレーをみせ、サバレンカに大きなチャンスを与えずにこのリードを守り切り1時間51分で大会連覇を成し遂げた。
シフィオンテクはこれでキャリア通算13勝目。一方、敗れたサバレンカは同大会で3年連続の準優勝となった。
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