男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は20日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第14シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を6-3, 6-2のストレートで破り、3年連続4度目のベスト8進出を果たした。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<チチパスとシャポバロフは5度目の顔合わせでシャポバロフの3勝1敗。直近では2020年1月のATPカップ(オーストラリア/パース、ブリスベン、シドニー)ラウンドロビンで対戦しており、シャポバロフが7-6 (8-6), 7-6 (7-4)のストレート勝ちをおさめている。
現在世界ランク5位のチチパスは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で準優勝。しかし、その後は2回戦、もしくは3回戦敗退が続くと3連覇を目指し出場した前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では準々決勝で敗れた。
今大会、5度目の出場となるチチパス。最高成績は2018年と2021年の準優勝で、いずれも決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れている。
この日の第1セット、チチパスは第2ゲームから3ゲーム連取に成功すると、第9ゲームでもブレークを奪い先行する。続く第2セット、互いにサービスが続くも、チチパスは第6・第8ゲームでブレークに成功し、1時間17分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでチチパスのコメントを紹介している。
「ベースラインからできるだけ攻撃的にプレイするように心がけた。デニス(シャポバロフ)との試合では彼のペースについていかなければならず、攻撃できるときに攻撃する準備が必要なんだ。今回は簡単ではなかったけど、僕はとてもいいプレーをしてきた。良い1日だった」
勝利したチチパスは準々決勝で第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは3回戦で第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦予定だったが、ディミトロフの棄権によりデ ミノーが準々決勝へ進出している。
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