11日に開幕した女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ by Gainbridge アジア/オセアニア・グループ1部(ウズベキスタン/タシュケント、室外ハード)は13日に第3戦が行われ、日本はウズベキスタンに勝利して3連勝を飾った。対戦後、代表監督の
杉山愛は「今日は良い3試合だったと思います」とコメントした。
>>ジョコビッチvs.ムセッティ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらモンテカルロ 組合せ・結果<<今大会から監督を務める杉山は今年3月に、
内島萌夏、
本玉真唯、
坂詰姫野、
穂積絵莉、
青山修子の5選手を代表メンバーに選出。
大会のフォーマットは6か国によるラウンドロビン(総当たり戦)で行われ、上位2か国は2023年11月に行われるプレーオフに進出し、下位2か国はアジア/オセアニア・グループ2部に降格する。
各対戦はシングルス2試合の後にダブルス1試合が行われ、シングルスで勝敗が決まった場合も最終順位に影響が出るためダブルスまで行われる。
今大会はウズベキスタンのタシュケントにあるオリンピック・テニス・スクールで行われ、参加国は日本、中国、インド、韓国、タイ、ウズベキスタン。10日にドロー抽選が行われ、日本は11日に韓国に3勝0敗、12日にタイに2勝1敗で連勝スタートを切った。
13日のウズベキスタン戦、日本はシングルス第1試合に昨年の全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)を制した坂詰が出場し、BJK杯のデビュー戦を飾る。
坂詰はS・オリンヤノヴァ(ウズベキスタン)に6-1, 6-2のストレート勝ちで先勝すると、シングルス第2試合では本玉がS・ユルダシェヴァ(ウズベキスタン)に6-1, 6-1で勝利し、日本に2勝目をもたらす。
第3試合のダブルス、前日に日本の勝利を決定づけた青山/ 穂積組が登場し、M・カラモノヴァ(ウズベキスタン)/ O・ヴァリハノヴァ(ウズベキスタン)組を6-0, 6-0で下し、日本は3日目終了時点で単独1位に立った。
試合後、BJK杯のデビュー戦を終えた坂詰は「緊張した中での試合でしたが、自分のやるべきことをやって良い流れで次に繋げられたと思います」とコメントした。
また代表監督の杉山がウズベキスタン戦を総括した。
「第1試合、坂詰選手はBJKカップのデビュー戦ということで、本人も少し緊張していたと言っていましたが、身体もよく動いていましたし、パフォーマンスも素晴らしかったです。ウズベキスタン相手に自分のテニスに徹して相手に隙を与えずに最後まで勝ちきれたので、本当に良いスタートを切ってくれました」
「第2試合の本玉選手は初日から好調ぶりを発揮している選手です。今日も自分のやるべきこと、課題に取り組めて、さらに1つレベルの高いテニスを目指していくなかで凄く良いプレーができたと思うので、スコア通りの内容だったなと思います」
本玉真唯、杉山愛 [画像提供:日本テニス協会]
「3試合目のダブルスは勝敗は決まっていましたが、次の対戦に向けて調整をするという意味でもダブルスを作り上げるという意味でも凄く大事なダブルスだったので、気持ちを引き締めて最後まで戦いきることができ、ゲームを与えずに素晴らしい内容だったと思います」
穂積絵莉、青山修子、杉山愛 [画像提供:日本テニス協会]
「今日は3試合を通して圧勝することができたので、体力も温存することができたと思いますし、あと2つ厳しい戦いが待っているので、中国にしてもインドにしても自分たちのベストをしっかりと出せるように、という意味でも今日は良い3試合だったと思います」
3日目終了時点での勝敗結果は以下の通り。
【国別勝敗】
日本 3勝0敗
中国 2勝1敗
インド 2勝1敗
タイ 1勝2敗
韓国 1勝2敗
ウズベキスタン 0勝3敗
14日に日本はインドと対戦する。
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