男子テニスの
N・ジョコビッチ(セルビア)は3日付の世界ランキングで1位に返り咲くことが確定。31日に行われたマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)準決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第10シードの
J・シナー(イタリア)に7-6 (7-4), 4-6, 2-6の逆転負けを喫したことで再びNO.1に立つ。
>>メドベージェフ、シナーら マイアミOP組合せ<<>>マイアミOP女子組合せ<<35歳のジョコビッチは今季、開幕戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)、その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でタイトルを獲得。マッチ12連勝でドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)に臨んだものの、準決勝で
D・メドベージェフに敗れている。
ジョコビッチはその後、今月8日からスタートしたBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とその翌週のマイアミ・オープンに出場するためアメリカ入国に際し必要な新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書の提出免除を要求。しかし、出場の許可は下りず、アメリカの「ATPマスターズ1000」2大会欠場が決定していた。
そして、BNPパリバ・オープンで優勝を果たしたアルカラスが3月20日付のATP世界ランキングで1位に復帰。アルカラスは1位を維持するためには昨年優勝したマイアミ・オープンを2連覇する必要があったが、準決勝で敗れたことによってジョコビッチの1位復帰が決定した。
ジョコビッチは今後、4月9日に開幕するロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー、ATP1000)への出場を予定している。
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