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ジョコ「棄権はしたくなかった」

ノヴァーク・ジョコビッチ
メディカルタイムアウトを取ったジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第27シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (9-7), 6-3, 6-4のストレートで破り、2年ぶり15度目のベスト16進出を果たした。試合後には状態が懸念される左脚の太ももについて「ジェットコースターのようだ」と形容した。

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10度目の全豪オープン制覇を狙うジョコビッチは前哨戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)で左太ももを負傷。今大会も1回戦からテーピングを巻き、試合中もメディカルタイムアウトを取りながら勝ち進んできた。

この試合の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークに成功したジョコビッチ。試合を優位に進め第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、ここでブレークを許し、タイブレークに突入。接戦となるも3度のミニブレークに成功し、先行する。

1セットを先取したジョコビッチは痛めている左脚の治療を受けるためメディカルタイムアウトを取り第2セットへ。足の状態が気になるも第6ゲームでブレークに成功。サービスゲームではブレークポイントを握られることなく、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。第3セットでも主導権を握り続けたジョコビッチは第1ゲームから3ゲーム連取に成功。その後はブレークの奪い合いとなるも、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、3時間7分で勝利した。

試合後の会見でジョコビッチは左太ももの状態に言及した。

「今回も含めて、ここ数試合はいつも良いスタートを切るんだけど、その後動きが出てきて、さらに悪くなるんだ。薬も効いたし、ホットクリームとかもあったよ。それが少し効いて、また効かなくなるんだ。本当にジェットコースターのようだ」

「相手との試合に対応するために、精神的にも肉体的にも多くのエネルギーを費やさなければならないし、理想的な体調でもない。でも、それが現実。でも、それは仕方のないことで、受け入れなければならない状況なんだ。ただ、実際にプレーできることにとても感謝している。トーナメントが始まる直前の様子では、もう無理だろうと思っていた。僕はまだここにいて、まだ踏ん張っているんだ」

35歳のジョコビッチは今大会で優勝すれば世界ランク1位返り咲きが確定する。けがを抱えながらも棄権する選択はないと語った。

「今大会は、コート上でどのように感じるかを確かめたかったから、棄権はしたくなかったんだ。最初の試合は良かった。2試合目はかなり苦戦した。今日も、何度か本当にひどい状態になったことがあったんだ。でも、さっきも言ったように、何とか生き残ってやり遂げることができたんだ。一戦一戦を大切に戦っていくよ。何が待っているかわからないけど、ベストを尽くすことを望んでいるし、信じているんだ」

勝利したジョコビッチは4回戦で第22シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは3回戦で世界ランク48位のB・ボンズィ(フランス)を7-6 (7-0), 6-2, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第5シードのA・ルブレフ、第9シードのH・ルーネらが16強に駒を進めている。

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