女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は29日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク74位の
S・シルステア(ルーマニア)が第2シードの
A・サバレンカを6-4, 6-4のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。試合後には「今日の自分のパフォーマンスにはとても、とても満足している」と喜びを語った。
>>アルカラス、メドベージェフらマイアミOP男子組合せ・結果<<>>アルカラスvsフリッツ 1ポイント速報<<この試合、32歳のシルステアは7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに85パーセントの高い確率でポイントを獲得しサバレンカのブレークを2度に抑えた。
自身はリターンゲームで6本ものダブルフォルトを犯したサバレンカに対し4度のブレークに成功。1時間25分で勝利し、キャリアで初めて世界2位の選手から白星をあげた。
今季、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝。BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)では準優勝を果たすなど好調を維持し、今大会も優勝候補の筆頭に位置していたサバレンカの撃破について、女子テニス協会のWTA公式サイトにシルステアのコメントが掲載された。
「少し言葉を失っている。本当にタフな試合になると思って臨んだの。アリナ(サバレンカ)の打撃はとてもハードだから、踏ん張らないといけないと思っていた。今日の自分のパフォーマンスにはとても、とても満足している」
シルステアは準決勝で第15シードの
P・クヴィトバ(チェコ)か第18シードの
E・アレクサンドロワのどちらかと対戦する。

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