女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は19日、シングルス決勝が行われ、第10シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)が第2シードの
A・サバレンカを7-6 (13-11), 6-4のストレートで破り、大会初優勝を果たした。
>>アルカラスvsメドベージェフ 1ポイント速報<<両者は5度目の顔合わせでサバレンカの4連勝中。直近では今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で対戦しており、そのときはサバレンカが逆転で勝利しタイトルを獲得した。
今大会、ルバキナは初戦の2回戦で
S・ケニン(アメリカ)、3回戦で第21シードの
P・バドサ(スペイン)、4回戦で
V・グラシェバ(フランス)、準々決勝で
K・ムチョバ(チェコ)、準決勝で第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)を破っての勝ち上がり。
一方のサバレンカは初戦の2回戦で
E・ロディナ、3回戦で
L・ツレンコ(ウクライナ)、4回戦で第16シードの
B・クレチコバ(チェコ)、準々決勝で第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)、準決勝で第7シードの
M・サッカリ(ギリシャ)を破り、決勝へ駒を進めた。
互いに初優勝がかかるこの一戦、ルバキナは第5ゲームで先にブレークを許す。それでも10度のダブルスフォルトを犯したサバレンカのミスを見逃さず、第8ゲームでブレークバックに成功しタイブレークに突入。互いにミニブレークを奪い合うも5度目のセットポイントをものにし、1時間20分の激闘の末に先行する。
続く第2セット、ルバキナは第1ゲームでいきなりブレークに成功。その後のブレークポイントを凌ぐと第7ゲームで2度目のブレークを奪い優位に立つ。直後の第8ゲームでブレークバックを許したものの、2度目のサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをキープし、2時間3分で勝利した。
ルバキナがツアー優勝を果たすのは昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来キャリア4度目となった。
一方、敗れたサバレンカは今季3勝目、通算12度目のタイトル獲得とはならなかった。
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