男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第11シードの
J・シナー(イタリア)が第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>フリッツvsシナー 1ポイント速報<<>>アルカラスvsオジェ アリアシム 1ポイント速報<<>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<両者は2度目の顔合わせでフリッツの1勝。初対戦は2021年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)であり、フリッツが6-4, 6-3のストレート勝ちを収めている。
25歳のフリッツは先月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で今季初優勝。前週のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)では4強入りしている。
昨年大会では決勝で
R・ナダル(スペイン)をストレートで下して「ATPマスターズ1000」初のタイトルを獲得。その後も楽天ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2022(日本 /東京、ハード、ATP500)などで優勝を飾り、今年には自己最高の世界ランク5位にまで浮上した。
今大会ではシード勢が1回戦免除のため、初戦となった2回戦で世界ランク41位の
B・シェルトン(アメリカ)、3回戦で第30シードの
S・バエス(アルゼンチン)、4回戦で同84位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)を下し8強に駒を進めている。
一方、21歳で世界ランク13位のシナーは先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で今季初優勝。また翌週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。
3年連続3度目の出場となるシナーは過去2大会では16強入り。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク43位の
R・ガスケ(フランス)、3回戦で同68位の
A・マナリノ(フランス)、4回戦で同100位の
S・ワウリンカ(スイス)を下し大会初のベスト8進出を果たした。
この試合の勝者は準決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)のどちらかと対戦する。
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