男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、第29シードの
西岡良仁は世界ランク97位の
C・ガリン(チリ)に4-6, 0-6のストレートで敗れ、2019年以来4年ぶり3度目となる3回戦進出とはならなかった。
>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>ダニエル、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<西岡は今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では第32シードとして
錦織圭以来となる四大大会のシードに入り、今大会はそれに続き「ATPマスターズ1000」で初めてシードを獲得。同大会に出場するのは3年連続7度目で、2017年と2019年に16強入りを果たしている。一方、元世界ランク17位でツアー5勝を誇るガリンは今回が2度目の出場で、前回出場した2021年は3回戦に進出した。
西岡とガリンは2度目の顔合わせで、初対戦は2019年1月に行われたシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)の予選決勝で、西岡が6-3, 7-5のストレート勝ちをおさめている。
シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となった西岡は、ストロークの打ち合いを制し自身のサービスゲームをキープし続けるが、リターンゲームではガリンの粘りのプレーの前にブレークチャンスを作ることができずに終盤へ。ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでは、ガリンにバックハンドのダウンザラインを決められ15-40とピンチに。最後は西岡のショットがアウトになり、両者を通じてこの日初めてのブレークポイントをものにされセットを落とした。
第2セット、勢いに乗るガリンに対し西岡はラケットを叩きつけ怒りを露にする。第2ゲームでは0-30と先行されると、ネット前に出た西岡の足元にボールが返球され返せず。ゲームカウント0-2とリードされた。第4ゲームもブレークされ4ゲームを連取された西岡はそこから挽回することができず、1時間4分で力尽きた。
勝利したガリンは3回戦で第3シードの
C・ルード(ノルウェー)と世界ランク38位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)のどちらかと対戦する。
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