男子テニスのアメリカ人選手が使用するラケットでヨネックスが増加している。現在行われているBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に登場した元世界ランク8位の
J・ソック(アメリカ)は今年1月に、同41位の
B・シェルトン(アメリカ)は昨年9月に契約を締結している。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<ヨネックスは男女問わず多くの選手と契約を結んでおり、男子では世界ランク4位の
C・ルード(ノルウェー)や同11位の
H・フルカチュ(ポーランド)、同16位の
F・ティアフォー(アメリカ)、同22位の
N・キリオス(オーストラリア)、同34位の
西岡良仁らが名を連ねている。
女子では妊娠を公表した現在ツアーを離脱している世界ランク65位の
大坂なおみ、同5位の
C・ガルシア(フランス)、同10位の
E・ルバキナ(カザフスタン)、同138位の
日比野菜緒、ダブルス21位の
柴原瑛菜らと契約している。
そして、昨今、アメリカ男子選手でヨネックスのラケットを使用する選手が増えており、昨年9月のシェルトンに加え、今年1月にはソックも契約選手に。
20歳のシェルトンは昨年5月のNCAA全米学生テニス選手権の男子シングルス王者となり、同年8月にプロ転向を宣言。フロリダ大学に所属しながらアメリカ国内のチャレンジャー大会やITF大会を主戦場にし、チャレンジャー大会で3度の準優勝と3度の優勝を経験。ツアーデビューも果たすと、8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)ではC・ルードを撃破した。シーズン開始当初は世界ランク573位だったが、大きくランクアップし96位でシーズンを終えている。
さらに今季は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会初出場ながらベスト8に進出。先月6日付のATP世界ランキングではキャリアハイとなる41位を記録する活躍を見せた。
BNPパリバ・オープンではシングルスに登場し初戦突破を果たしていたソックとシェルトン。しかし、2回戦、ソックは第27シードの
J・セルンドロ(アルゼンチン)に6-4, 3-6, 4-6、シェルトンは第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)に6-4, 4-6, 3-6の逆転で敗れている。
また、トップ100入りしているアメリカ人選手の内、4選手がヨネックスと契約しており、最多となっている。
トップ100入りしているアメリカ人選手が使用するラケットは以下の通り。
5位 フリッツ:ヘッド
16位 F・ティアフォー:ヨネックス19位
T・ポール(アメリカ):ウイルソン
26位
S・コルダ(アメリカ):ウイルソン
37位
M・クレッシー(アメリカ):バボラ
39位
J・イズナー(アメリカ):プリンス
41位 B・シェルトン:ヨネックス44位
J・J・ウルフ(アメリカ):ヘッド
48位 ナカシマ:バボラ
49位
J・ブルックスビー(アメリカ):ダンロップ
53位
M・マクドナルド(アメリカ):ウイルソン
73位 M・ギロン(アメリカ):ヨネックス83位
M・モウ(アメリカ):ダンロップ
90位 D・クドラ(アメリカ):ヨネックス
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