男子テニスで世界ランク5位の
T・フリッツ(アメリカ)は5日、自身のインスタグラムを更新。3日に行われたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)準決勝で第7シードの
T・ポール(アメリカ)に3-6, 7-6 (7-2), 6-7 (2-7)のフルセットで敗れた一戦を振り返った。
25歳のフリッツは先月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で優勝。今大会は1回戦で世界ランク38位の
J・イズナー(アメリカ)を3-6, 6-3, 6-4、2回戦で同30位の
D・シャポバロフ(カナダ)を6-4, 6-4、準々決勝で第6シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで下し、ベスト4に進出した。
フリッツとポールは4度目の対戦でフリッツの2勝1敗。この試合、フリッツは第6ゲームでブレークを許し46分で先行される。
続く第2セット、両者は1度ずつのブレークをを奪い合うとフリッツは第8ゲームから2ゲーム連取を許す。直後の第10ゲームで1度のマッチポイントを凌ぎタイブレークに突入。タイブレークで、フリッツは4度のミニブレークに成功し、1時間9分で1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、フリッツは序盤で2ゲーム連取に成功したものの、第7ゲームでブレークバックを許すと、タイブレークに突入。フリッツはタイブレークに入ると5ポイントを連取され、3時間25分で力尽きた。
フリッツは自身のインスタグラムで「これまでコート上で経験した中で最もクレイジーな戦いのひとつだ。我が友、トミー・ポールおめでとう!トーナメント史上最も長い試合をしたし、それは戦争だったんだ」
「このような試合に負けるのはつらいけど、試合中も試合後も吐き続け、一晩中全身痙攣が続いたので、少なくとも自分の持てる力をすべて出し切ったと言えるのはうれしい。インディアンウェルスで会おう。アカプルコありがとう」とコメントした。
>>フリッツ公式インスタグラム<<
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