男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP/WTA1000)、その後のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)を欠場する可能性が濃厚となった。4日、アメリカ合衆国の上院議員であるリック・スコット氏がツイッターを更新し、ジョコビッチの要求が却下されたと明かしている。
>>メドベージェフが優勝、ドバイ選手権の組合せ・結果<<35歳のジョコビッチは今季、開幕戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)、その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でタイトルを獲得。マッチ12連勝でドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)に臨んだものの、準決勝で
D・メドベージェフに敗れている。
ジョコビッチは今後、8日からスタートするBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP/WTA1000)、その後のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)へ出場すべく、アメリカ入国に際し必要な新型コロナウイルスのワクチン接種の証明書の提出免除を求める要求をしていた。しかし、この要求は却下されたようだ。
アメリカ・フロリダ州の上院議員であるスコット氏はツイッターで「アメリカ合衆国国土安全保障省(Homeland Security)はジョコビッチのワクチン免除申請を却下したとのこと。これにより、彼は来週の米国カリフォルニア州での試合(BNPパリバ・オープン)とマイアミオープンに出場することができなくなった。ジョー・バイデン大統領は今すぐこの問題を解決し、免除を認め、彼がここで競技に参加できるようにしなければならない」と投稿。
続けて「ジョー・バイデン大統領はコロナウイルスは終わったと言いながら、ジョコビッチがマイアミ・オープンに出場できないのは、彼のインチキなワクチン義務付けのせいだ。これは全く理にかなっていない。我々は自由に入国できる法案を成立させる必要がある」つづっている。
ジョコビッチの欠場が正式に確定した場合、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの2大会を欠場し4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、クレー、ATP1000)に出場することとなる。
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