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キリオス 暴行認めるも無罪判決

ニック・キリオス
ニック・キリオス(全豪OP開幕前の会見)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク20位のN・キリオス(オーストラリア)は3日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。昨年から暴行の疑いで告発されていたが、裁判所から無罪判決が下されたことを報告している。

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キリオスは昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)期間中に、2021年まで交際していたキアラ・パッサリ氏への暴行の疑いで告発され、当初は昨年8月に裁判所へ出廷するよう命じられていた。しかし、メンタルヘルスを理由に公判の延期を要求し、裁判が行われていなかった。

そして今回、キリオスが裁判所に出廷。元交際相手のパッサリ氏への暴行を認めたものの、事件から経過した時間、そして一度きりの事件と思われることから、この事件は有罪判決を受けるに値しないとの判決が下された。

同日にインスタグラムを更新したキリオスは次のようにつづっている。

「僕は今日の判決を尊重し、有罪判決を受けることなく告訴を棄却してくれた裁判所に感謝している。この事件が起きたとき、僕は良い状態ではなく、困難な状況に深く反省した。大丈夫ではなかったことは分かっているし、傷つけてしまったことを心からお詫びする」

「メンタルヘルスは大変だ。人生に圧倒されるようなこともある。でも、助けを得て自分自身に向き合うことで回復し、より良くなれることが分かった。この過程で僕を支えてくれたコスティーン(現在のガールフレンド)、家族、友人には感謝してもしきれない。これからは怪我からの回復に専念し、ベストな形で前進していくつもり」

キリオスは前週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場する予定だったが、膝の負傷により欠場。手術を受けたことを明かしており、3月8日に開幕するBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)での復帰を目指している。

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(2023年2月3日14時33分)

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