16日に開幕するテニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に第4シードとして出場する世界ランク5位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が14日、大会前の会見に登場。昨年大会に出場できなかったこと、前週大会での負傷などについて触れた。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>シフィオンテクら全豪OP女子 組合せ<<ジョコビッチは全豪オープンで9度の優勝を誇り、昨年は4連覇と10度目の優勝を目指し出場を予定していたが、新型コロナウイルスのワクチンの接種状況を理由とした滞在許可を求めた法廷闘争に敗れて国外退去となり欠場。同大会2年ぶりの出場となる。
そのことについてジョコビッチは「もし恨みを抱いているのなら、僕はここにいないだろうね。僕がオーストラリアで経験した多くのポジティブな体験が、昨年のネガティブな体験を圧倒していると言わざるを得ないよ。オーストラリアに対する印象やイメージは常にとてもポジティブで、それが成績にも表れている。僕の成績はここでどう感じたかを示すものだからね。人々の前でプレーするのが本当に楽しみで、楽しい気分といい雰囲気を届けられたらと思っている」と語った。
また、理想的なスケジュールを組めなかった昨年について「理想を言えば、一番大きな大会でピークを迎えたいもの。僕もそのようにスケジュールを組んでいるからね。もちろん、コーチやチームとも相談し、どこでピークを迎えるのか、どこでトロフィーを獲得したいのか、それを話し合っている」とコメント。
「一日の終わりに目標を設定し、その目標を達成しようとすること、そしてプロフェッショナルであることのバランスが重要。僕はテニスをするのが大好きなんだ。素晴らしい感情をもたらしてくれるからね。もちろん、そうでないときもあるけど自分自身についてもっと知ることができ、人生において人格的に成長することができる。願わくば、コートやテレビで僕のプレーを生で見ている人たちにも、いい感情を与えたいね。こうしたことをすべて理解した上でプロとしての使命と同時に個人としての使命もあるので、バランスを取るように心がけている。すべての瞬間を楽しもうと思っています」
また、優勝を果たしたアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)の準決勝で痛めた左脚の太ももについては次のように述べている。
「正直なところ、この7日間、少し苦しんでいる。それが大きな心配事でなければいいんだけどね。今のところ、トレーニングもできて、試合もできている。だから、それはポジティブな兆候だよ。もちろん、もう少し慎重になっている。来週に備えて体力を温存しないといけないから、トレーニングでは全力を尽くさないようにしている」
ジョコビッチは全豪オープン1回戦で世界ランク75位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦することが決定している。
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