男子テニスのアデレード国際2(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は13日、シングルス準決勝が行われ、ラッキールーザーで本戦入りした世界ランク84位の
クォン・スンウ(韓国)が同40位の
J・ドレイパー(イギリス)を7-6 (8-6), 6-7 (2-7), 6-3のフルセットで破り、2021年9月のアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP250)以来 約1年3カ月ぶり2度目のツアー制覇に王手をかけた。
>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<>>内島ら全豪OP女子 組合せ<<前週のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)では予選2試合を勝ち抜き本戦出場を果たすも1回戦で20歳ドレイパーに2-6, 1-6のストレート負けを喫していたクォン。
今大会では予選2試合を勝ち抜き、2週連続で本戦出場。1回戦では予選勝者で世界ランク115位の
T・マハーチ(チェコ)、2回戦では第2シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、準々決勝では予選勝者で同77位の
M・イメル(スウェーデン)を下し、4強入りを果たした。
この試合の第1セット、互いにサービスキープが続くもクォンが第11ゲームでブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでブレークバックを許し、タイブレークに突入する。それでも3度のミニブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでは互いにブレークチャンスを掴むも活かせず、再びタイブレークに突入。3度のミニブレークを許したクォンは1度もミニブレークを返せず、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、クォンはファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1・第9ゲームでブレークに成功し、2時間45分の激闘の末に勝利。前週のリベンジを果たすこととなった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにクォンのコメントを掲載し「今日は、とても難しい試合だったけど勝てて本当にうれしいよ。先週、彼はとてもいいプレーをしていたので、この試合を楽しんで、ポジティブになるように心掛けた。もっとアグレッシブにいこうと思ったよ」と語った。
クォンは決勝で第4シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク110位の
T・コキナキス(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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