テニスの2023年シーズン開幕戦となる新しい国別対抗戦ユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)は1日に大会4日目を迎え、グループDのスペインvs.イギリスも2日目に突入。女子シングルスでは世界ランク13位の
P・バドサ(スペイン)が同98位の
H・ダート(イギリス)を6-7 (6-8), 7-6 (7-5), 6-1のフルセットで破り、自身の今季初戦を白星で飾った。
>>西岡、ジョコビッチらアデレード国際1組み合わせ<<>>西岡vsルーネ 1ポイント速報<<2022年まで開催されていた男子国別対抗戦のATPカップに代わって新設されたユナイテッド・カップには、男女のトップ選手が集結。オーストラリアの3都市で11日間にわたって行われる18カ国のイベントとなっている。賞金総額は1,500万ドル(約22億円)で、ATP、WTAのランキングポイント(最大500ポイント)も獲得することができる。
29日から1月3日の6日間は18カ国が3チームずつ6グループに分かれてのラウンドロビン(総当たり戦)が開催。各対戦は2日に分けて行われ、1日目に男子シングルスと女子シングルスが、2日目には男子シングルスと女子シングルス、そして混合ダブルスが行われる。各グループで1位となった国が対戦し、勝利した3カ国と、敗れた3カ国のうちグループステージで最も成績の良かった1カ国が準決勝に進出する。
前日の12月31日に行われた男女シングルスで2連敗を喫していたスペイン代表。2日目の第1試合には25歳のバドサが登場した。
この試合の第1セット、バドサは先に2度のブレークを許しゲームカウント2-5とリードされる。それでもここから4ゲーム連取に成功しタイブレークに突入する。ミニブレークを奪い合うも、ダートに2度目のセットポイントをものにされ、先行される。
続く第2セット、互いに3度のブレークを奪い合い、再びタイブレークへ。序盤で5ポイントを連取したバドサが1セットオールとする。迎えたファイナルセットでは第3ゲームから5ゲーム連取に成功し、3時間4分の激闘を制した。
後がなかったスペインはこの勝利で1勝2敗とした。続く男子シングルスでは
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と
D・エヴァンス(イギリス)が対戦し、混合ダブルスでは
R・ナダル(スペイン)/ バドサ組とエヴァンス/ ダート組が顔を合わせる。
スペインvs.イギリスの対戦カードは以下の通り。
【31日】
ナダル 6-3, 3-6, 4-6
C・ノリー(イギリス)N・パリサス ディアス(スペイン) 6-3, 1-6, 2-6
K・スワン(イギリス)【1月1日】
バドサ 6-7 (6-8), 7-6 (7-5), 6-1 ダート
ラモス=ヴィノラス vs. エヴァンス
ナダル/ バドサ vs. エヴァンス/ ダート
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