女子テニス協会のWTAは22日、公式サイトにサーブとリターンのスタッツを掲載。世界ランク4位の
C・ガルシア(フランス)が最多となる394本のサービスエースを記録した。
2022年に250本以上のエースを打った選手は5人でツアー最多の394本を記録したのはガルシア。今季は8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)を制し3勝目を挙げると全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4強入り。さらに今月に行われたツアー最終戦 WTAファイナルズ・フォートワース(アメリカ/フォートワース、ハード)を制し、シーズンを締めくくった。
【サービスエース数トップ5】1位:ガルシア 394本/63試合
2位:E・リバキナ 370本/57試合
3位:
V・クデルメトバ 265本/59試合
4位:
Ka・プリスコバ(チェコ) 259本/40試合
5位:
L・サムソノヴァ 255本/45試合
ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が最も高かったのは20歳の
ジャン・チンウェン(中国)。今季は9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)でツアー初の準優勝を飾っている。
【ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率トップ5】1位:ジャン・チンウェン 74.4%/39試合
2位:リバキナ 72.2%/57試合
3位:サムソノヴァ 71.7%/45試合
4位:ガルシア 71.4%/63試合
5位:
T・マリア(ドイツ) 71.3%/27試合
サービスゲーム獲得率でトップに立ったのはサムソノヴァで81パーセント。これは2016年に
S・ウィリアムズ(アメリカ)が記録した83.8パーセント以来、最高の数字である。24歳のサムソノヴァは今季3勝を挙げており、テニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)と東レ パン パシフィック オープンテニスでは失セット0でタイトルを獲得している。
【サービスゲーム獲得率トップ5】1位:サムソノヴァ 81%/45試合
2位:ガルシア 80.3%/63試合
3位:リバキナ 78.2%/57試合
4位:クデルメトバ 80.3%/59試合
5位:
B・ベンチッチ(スイス) 77.1%/56試合
世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)はリターンゲーム獲得率でトップに立った。今季は2月から7月のツアー大会で37連勝を記録。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む8個のタイトルを掲げている。
【リターンゲーム獲得率トップ5】1位:シフィオンテク 49.5%/74試合
2位:
S・ハレプ(ルーマニア) 48%/50試合
3位:
D・カサトキナ 47.1%/63試合
4位:
S・ソリベス=トルモ(スペイン) 46.5%/40試合
5位:
M・トレヴィサン(イタリア) 42.2%/33試合
■関連ニュース
・ガルシア「ベストを尽くす」・好調ガルシアにインタビュー・ガルシア 最終戦で初優勝■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング