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19歳ルーネ決勝へ「ほぼ完璧」

ホルガー・ルーネ
決勝進出を果たしたルーネ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は5日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク18位のH・ルーネが第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4, 6-2のストレートで破り、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を果たした。試合後には「ほぼ完璧にゲームをこなせた」と振り返った。

>>ルーネ、ジョコビッチらパリマスターズ 組合せ<<

前週のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)決勝で対戦し、そのときルーネは1度もブレークを奪えず敗北。準優勝に終わり悔しい結果となっていた。

1週間後の再戦となったこの日、第1セットでルーネは1度もブレークポイントを与えず先行。第2セットでも序盤4ゲームを連取するなど圧倒して1時間27分で快勝した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはリベンジを果たしたルーネのコメントが掲載されている。

「今日は僕にとって信じられないような試合だったよ。フェリックス(オジェアリアシム)にプレッシャーを与えること、それが僕のゲームプランだったんだけど、ほぼ完璧にこなせた。自分がどのように対処したか、とても誇りに思う」

「今大会は、バックハンドの調子がいいというデータがあるんだ。素晴らしいフォアハンドとサーブを持つフェリックスに対しては有効だと思った。だから、バックハンドを使うようにした。そこでプレッシャーをかけて彼を動かし、それがうまく機能したんだ。ストロークもリターンも、前回プレーしたときよりずっと良くなっているのを実感している」

「ATPマスターズ1000」初の優勝がかかるルーネは決勝で第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。両者は2度目の顔合わせでジョコビッチの1勝。唯一の対戦は昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で、そのときはジョコビッチが6-1,6-7 (5-7),6-2,6-1で勝利した。

ジョコビッチは準決勝で第5シードのS・チチパス(ギリシャ)をフルセットで下しての勝ち上がり。




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(2022年11月6日5時28分)



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