男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク25位の
A・デ ミノー(オーストラリア)が第4シードの
D・メドベージェフを6-4, 2-6, 7-5のフルセットで破り、同大会で2年ぶり3度目の3回戦進出を果たした。
>>アルカラス、ナダルらパリマスターズ 組合せ<<前週のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)ではH・ルーネにストレート敗れ、初戦敗退となっていたデ ミノー。今大会の1回戦では世界ランク33位の
S・コルダ(アメリカ)を6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り2回戦へ進出した。
この試合の第1セット、デ ミノーはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。終盤で3ゲームを連取し、先行する。
しかし、続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許す。その後もブレークポイントを握られると第7ゲームで2度目のブレークを奪われ、世界ランク3位のメドベージェフに1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックに成功。終盤となった第12ゲームで2度目のブレークを奪い、2時間46分の激闘を制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにデ ミノーのコメントを掲載し「シーズン終盤で、みんな少し疲れているようだけど、自分のパフォーマンスをとても誇りに思っている」と語った。
「僕はとても堅実なプレーをした。お互いにアグレッシブに攻めながらもチェスマッチのような展開になることは分かっていた。厳しい戦いだったけど、勝ててとてもうれしい」
デ ミノーは3回戦で第16シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは2回戦で世界ランク45位の
J・ドレイパー(イギリス)を6-3, 7-5で破っての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)らが16強に駒を進めている。
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