女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は23日にシングルス準決勝が行われ、世界ランク30位の
L・サムソノヴァが同28位の
ザン・シュアイ(中国)を7-6(7-4), 6-2のストレートで破り、今季3勝目に王手をかけた。
>>東レPPO 組合せ・結果<<8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、WTA250)とテニス・イン・ザ・ランド(アメリカ/クリーブランド、ハード、WTA250)で2週連続優勝を飾ったサムソノヴァは、東レPPOに初出場。準々決勝で第3シードの
G・ムグルサ(スペイン)を6-4, 6-2のストレートで破り、準決勝に進出した。
一方、11年ぶりに出場のザンは準々決勝で世界ランク46位の
P・マルティッチ(クロアチア)を7-5, 6-2で破り、今季3度目のベスト4進出を決めた。
強烈なサーブが武器のサムソノヴァに対して正確なストロークで対抗するザンの一戦は第1セット、両者1ブレークずつ奪ってタイブレークに突入すると、サムソノヴァがこれをものにする。
第2セットの序盤も互いにブレークを許すも、サムソノヴァがゲームカウント2-2から4ゲームを連取して1時間27分で勝利を掴んだ。サムソノヴァはこの試合、13本のサービスエースを決めている。
ザン・シュアイ[画像:tennis365.net]
試合後のオンコートインタビューでサムソノヴァは、「ビックリしているわ。私はベストを尽くそうと思ってここに来たので、決勝進出を決められてビックリしている」と語った。
「今日はメンタル勝負の試合で素晴らしい相手と戦ったので、彼女になんとか食らいついていこうと思った。タフな試合だったけど、タイブレークでも良いプレーができたことが明日に繋がったと思う」
今季3勝目のかかるサムソノヴァは決勝で、第4シードの
V・クデルメトバと世界ランク36位の
ジャン・チンウェン(中国)の勝者と対戦する。
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