女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)は22日、シングルス2回戦が行われ、第6シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)は世界ランク46位の
P・マルティッチ(クロアチア)に3-6,4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
>>ムグルサら東レPPOの組合せ<<2018年の同大会では
大坂なおみを下し優勝を飾っている元世界ランク1位のプリスコバ。今大会の1回戦では予選から出場した世界ランク214位の
I・シニコバ(ブルガリア)に完勝をおさめ2回戦へ駒を進めていた。
この試合、序盤でブレークポイント握ったプリスコバだったが、このチャンスを生かせずにいると第3ゲームで先にブレークを許す展開に。その後も2本のダブルフォルトを犯すなど第9ゲームでブレークを許し第1セットを落とした。
第2セットに入っても主導権を握れなかったプリスコバは第2ゲームでブレークされる。しかし、第3ゲームでこの日初めてのブレークに成功し流れを掴むと第5ゲームでは4度のブレークチャンスを獲得。ストローク戦で押し込むもののこの機会をものにすることができずにいると、ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでブレークを許し、1時間35分で力尽きた。
試合後の会見でプリスコバは「確かにタフな相手で過去にも負けたことのある選手だったし、今日もなかなか難しい状況に置かれてしまったのも事実。そして彼女が私のスライスにうまく対応してきたと思う。全体的に見れば良い試合だったかなと。私もどこか挽回できるチャンスはあったけど、それを実現することはできなかった」と話した。
一方、勝利したマルティッチは2012年以来 2度目の東レ パン パシフィック オープンテニス出場となったが、初のベスト8進出となった。準々決勝では世界ランク28位の
ザン・シュアイ(中国)と対戦する。シュアイは2回戦で第2シードの
C・ガルシア(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
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