女子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)は21日、シングルス決勝が行われ、予選から出場した世界ランク35位の
C・ガルシア(フランス)が同28位の
P・クヴィトバ(チェコ)を6-2,6-4のストレートで破り、シングルスツアー通算10度目の優勝を果たした。
>>W&Sオープン 女子組合せ<<>>W&Sオープン 男子組合せ<<予選2試合を勝ち抜き、本戦では第4シードの
M・サッカリ(ギリシャ)や第6シードの
A・サバレンカ、第7シードの
J・ペグラ(アメリカ)らを下して決勝に駒を進めた元世界ランク4位のガルシア。この試合の第1セットではファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、ブレークを許すことなく先行。
第2セットでも先にブレークに成功したガルシアは、第2ゲーム終了後に足の違和感のためメディカル・タイムアウトを取ったクヴィトバに対して攻め手を緩めず、そのリードを守り切り1時間42分で快勝した。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはガルシアのコメントが掲載されている。
「純粋にうれしい。ただただ幸せ。1つ1つの勝利がとても重要なものだった。WTAの250でも1000でもどのタイトルでも特別だからそれを表現するのは難しいわ。本当に楽しまないと。この1週間、素晴らしいテニスができたことに感謝しているし、また新たなタイトルを獲得できたことはとても特別なこと」
現在好調を維持しているガルシアは6月以降、ツアーに参加する全選手のなかで最多の白星をあげており、同月のバート・ハンブルク・オープンpresented byエンゲル& フォルカーズ (ドイツ/ホンブルグ、芝、WTA250)、7月のBNPパリバ・ポーランド・オープン(ポーランド/ワルシャワ、クレー、WTA250)、8月の今大会とすべて異なるサーフェスで優勝している。
一方、敗れたクヴィトバはシングルスツアー通算30勝目をあげることはできなかった。
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