男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は27日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク199位の
D・ティーム(オーストリア)が同235位の
S・オフナー(オーストリア)(オーストリア)を6-2, 3-6, 6-3のフルセットで下し、3大会連続で準々決勝へ進出した。
>>ダニエル 太郎vsティアフォー 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎らアトランタ・オープン組み合わせ<<昨年6月に右手首を負傷し、約9ヶ月間の長期離脱を強いられた元世界ランク3位のティームは今年3月に復帰。初戦敗退が続いたなか、前々週のノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)で8強、前週のEFG スイス・オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)では昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来1年2ヶ月ぶりのツアー4強入りを果たした。
ティームは、今大会の1回戦で世界ランク157位の
A・シェフチェンコを6-4, 6-2のストレートで破り、3大会連続で初戦を突破した。一方、予選を勝ち上がったオフナーは、1回戦で第10シードの
R・ガスケ(フランス)を1-6, 7-5, 7-5の逆転で下しての勝ち上がり。
両者は2019年の同大会で対戦し、ティームが6-3, 6-2で勝利していた。
この試合の第1セット、ティームが第1ゲームでブレークを奪うと第5ゲームでも再びブレークに成功。深いストロークでオフナーを圧倒して36分で先取する。
このままティームがストレート勝ちを決めるかと思われたが、第2セット、オフナーが第6ゲームで先にブレークに成功すると、このリードを守って1セットオールとする。
迎えたファイナルセット、ティームが第1ゲームを40-0からブレークされると互いにキープができずゲームカウント2-2に。第5ゲームから両者サービスキープが続くと、第8ゲームでティームがブレークに成功。ティームはサービングフォーザマッチの第9ゲームを15-40から挽回して決め切り、オフナーを1時間57分で振り切った。
勝利したティームは準々決勝で世界ランク140位の
Y・ハンフマン(ドイツ)と対戦する。ハンフマンは2回戦で同315位のI・ガコフを6-3, 6-7(5-7), 6-4のフルセットで破っての勝ち上がり。
また同日には、第3シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第5シードの
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)、第7シードの
P・マルティネス(スペイン)、世界ランク68位の
J・レヘチカ(チェコ)、ワイルドカードで出場のF・ミソリッチ(オーストリア)が準々決勝進出を決めている。
■関連ニュース
・ティーム 錦織と同じくWCで参戦・ティームが14ヶ月ぶり4強・ティーム「今週の成績に満足」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング