男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は16日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)が世界ランク82位の
D・クドラ(アメリカ)を3-6, 7-6(7-5),6-4の逆転で破り、2年連続でベスト8進出を果たした。
昨年王者のベレッティーニは、前週のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)で元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)を破り、キャリア通算6度目のタイトルを獲得。今大会は世界ランク31位の
D・エヴァンス(イギリス)を6-3, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たした。
この日、ベレッティーニは第8ゲームでクドラのサービスを破り、第1セットを先取。しかし、続く第2セットではタイブレークの末に1セットオールに。勝負のファイナルセット、先にブレークしたベレッティーニは直後にブレークバックを許すも、第9ゲームでこの日3度目のブレークに成功。2時間47分の熱戦を制した。
男子プロテニス協会(ATP)は公式サイトにベレッティーニのコメントを掲載。次のように試合を振り返った。
「タフな試合だったよ。本当にハッピーだ。お互いよく知る仲だからね。彼(クドラ)は本当にいいプレーをしたと思う」
「たくさんの応援を感じている。だから、僕はここに来るのが好きなんだ。観客も信じられないくらい、今日はたくさん助けてくれたよ。ありがとう」
勝利したベレッティーニは、準々決勝で世界ランク35位の
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは2回戦で元世界ランク3位の
S・ワウリンカ(スイス)を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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