男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は7日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク78位の
N・キリオス(オーストラリア)が同79位の
J・レヘチカ(チェコ)を7-6(7-3), 6-3のストレートで下し、初戦突破を決めた。試合後、キリオスは「少し逆境もあったけど、いい感じだ」と明かした。
ベスト4進出を果たした4月のフェイズ・サロフィム&Co.米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)以来、約2か月ぶりのツアー出場となったキリオス。
この試合、第1セットは互いに譲らずタイブレークに突入。キリオスは2度のミニブレークに成功して先取する。
第2セットもサービスキープが続くなか、第8ゲームでキリオスがこの試合唯一のブレークを奪い、サービングフォーザマッチの第9ゲームをラブゲームで締めて1時間17分で2回戦進出を決めた。キリオスはこの試合、計18本のサービスエースを沈めた。
男子プロテニス協会(ATP)は試合後、公式サイトでキリオスのコメントを紹介。次のようにシングルス初戦を振り返った。
「試合に勝つためには大きなサーブを打って、自分の直感でプレーしなければならないんだ。オーストラリアでは、芝生の上でテニスボールを打っていたから、それなりの準備はしてきた」
「タフになることは分かっていた。テニスバッグは昨日まで届かなかったし、グラスコートのシューズは持っていなかったんだ。少し逆境もあったけど、前に向かっていい感じだよ」
「ここの雰囲気は最高だね。僕はここの観客が好きなんだ。ここではいい思い出がある。この大会で負けたときはいつも、結局は優勝者に負けている。だからできれば負けないでいたいし、もし負けてもその人はおそらくトーナメントで優勝するだろうね」
なお、勝利したキリオスは2回戦で、第5シードで世界ランク26位の
N・バシラシヴィリ(ジョージア)と同57位の
L・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
キリオスは前日行われたダブルスにも出場しており、
A・ブブリク(カザフスタン)とのペアで初戦突破を決めた。
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