テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は22日、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
C・アルカラス(スペイン)がラッキールーザーで世界ランク141位の
J・ロンデロ(アルゼンチン)を6-4, 6-2, 6-0のストレートで下し、2年連続の2回戦進出を決めた。
>>アルカラスら 全仏OP男子組合せ・結果<<>>西岡 良仁vsジョコビッチ 1ポイント速報<<19歳のアルカラスは全仏オープンに3年連続3度目の出場。2020年は予選1回戦で敗退、昨年は予選を勝ち上がり3回戦に進出した。
アルカラスは今季、4月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でそれぞれ史上最年少優勝を果たし、4つのタイトルを獲得。
今月9日から開催されたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は、ムチュア・マドリッド・オープン準々決勝の
R・ナダル(スペイン)戦で負った右足首の負傷を理由に欠場していた。
アルカラスはロンデロに対して、第1セットの第10ゲームでブレークに成功して先取。ロンデロに試合を通じて1度もブレークポイントを与えず試合の主導権を握ると、第2セットの第5ゲームから10ゲームを連取して1時間50分で初戦突破を決めた。
アルカラスは2回戦で、同胞で世界ランク46位の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。ラモス=ヴィノラスは1回戦で世界ランク85位の
T・コキナキス(オーストラリア)と対戦し、4時間に及んだ激戦の末に6-4, 4-6, 6-4, 7-6(7-5)で振り切って2回戦へ駒を進めた。
同日に行われた1回戦には世界ランク105位の
ダニエル太郎が登場。ワイルドカード(主催者推薦)で出場しているG・ バレールに6-3, 2-6, 6-0, 3-6, 4-6のフルセットで敗れ、2017年以来5年ぶり3度目の初戦突破はならなかった。
またシード勢では、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第9シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第15シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第18シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第21シードの
K・ハチャノフ、第23シードの
J・イズナー(アメリカ)、第26シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)が2回戦へ進出した。
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