男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第6シードの
A・ルブレフを6-3, 2-6, 6-4のフルセットで破り、2019年以来3年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。試合後には「正直言って、調子はとてもいい」と明かした。
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G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、勝ち上がりを決めたチチパス。この試合の第1セットでは第2ゲームでブレークに成功し3ゲームを連取。その後はブレークポイントを与えずに先行する。
しかし、第2セット、お互いにサービスキープが続くと第6ゲームでブレークを許す。すると、第8ゲームでもブレークを奪われてセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセットではファーストサービスが入った時に94パーセントの確率でポイントを獲得したチチパス。第9ゲームでブレークに成功するとサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぎ、1時間59分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載し「彼(ルブレフ)はストローク戦に強く、次に何が起こるかを予測するのは簡単じゃなかったよ。でも、このような終わり方で本当によかったと思う」と語った。
「彼と対戦するのは決して簡単なことではないし、最後のゲームでは自分の力を最大限に発揮し、全力を出し切らなければならなかった。この調子で、アグレッシブでクリエイティブなプレーができればと思っているよ」
勝利したチチパスは準決勝で第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第8シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-3, 7-5のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第7シードの
C・アルカラス(スペイン)が4強に駒を進めている。
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