男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第13シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-2, 7-5のストレートで破り、2018年以来4年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
>>モンテカルロ組み合わせ・結果<<上位8シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦では、世界ランク34位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を6-1, 7-5のストレートで破ったズベレフ。
この日は第1ゲームからブレークを奪われるも直後にブレークバックに成功。ファーストサービス成功時に86パーセントの確率でポイントを獲得すると、第4・第8ゲームでもブレークを奪って第1セットを先行する。
続く第2セットでも、第1ゲームからブレークを奪われるも第6ゲームでブレークバック。第12ゲームで2度目のブレークバックに成功して試合はそのまま終了。1時間35分で同一戦を制した。
世界ランク3位のズベレフは試合後に同一戦を総括。男子プロテニス協会のATPが公式サイトにコメントを掲載した。
「今シーズン2度目のクレーコートでの試合はあまり文句のつけようがない。2セットで勝ててよかったよ。マスターズ・シリーズやグランドスラムのような世界最大のトーナメントで勝つためには、アグレッシブでなければならないんだ」
「特にクレーコートではサーブに自信を持つことはとても重要だ。このような勝利を得ることはとても重要である」
勝利したズベレフは準々決勝で第9シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは3回戦で第5シードの
A・ルブレフを5-7, 6-1, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
なお、同日には第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第10シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、世界ランク29位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)、世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強へ駒を進めた。
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