先月、現役引退を表明した元世界ランク1位の
A・バーティ(オーストラリア)が、自身の引退について語り、女子テニス協会のWTAがそのコメントを公式サイトに掲載した。
バーティは『WTA Insider Podcast』のインタビューで次のようなコメントを残している。
「いつまでプレーするかという目標はなかったの。ウィンブルドンで勝ちたかった。それがいつも夢だった。夢が叶わないこともあるけど、叶うこともある。私のキャリアの第二段階でやりたかったことは、すべてを出し切った。手を抜かずにやり遂げたという実感がある」
先月の23日、SNS上で現役引退を表明した25歳のバーティはキャリアで2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を含む15個のタイトルを獲得。
今季は、1月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)で1勝目を挙げると、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では初優勝を果たすと共にオーストラリア人女性選手として1978年のC・オニール以来44年ぶりのタイトルを掲げていた。
バーティは世界ランク1位でありながら引退した女性選手としては、2008年5月に61週連続1位を記録して引退した
J・エナン(ベルギー)に次いで2人目となった。
■関連ニュース
・世界1位バーティ 引退を表明・バーティ 決勝へ「居場所」・バーティ3年連続1位 最終ランク■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング