女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第24シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が世界ランク79位の
P・マルティッチ(クロアチア)を6-1, 6-1のストレートで破り、2018年以来4年ぶり4度目のベスト4進出を決めた。試合後には「おそらく、今年一番の試合だったと思う」と振り返った。
>>ナダルvsキリオス 1ポイント速報<>>BNPパリバOP男女 組合せ・結果<<元世界1位で2015年大会の女王ハレプはこの試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に92パーセントの高い確率でポイントを獲得。第3ゲームでブレークに成功すると5ゲームを連取し先行する。第2セットでも勢いに乗るハレプは序盤で3ゲームを連取。マルティッチに試合を通して1度もブレークを許さず、わずか53分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにハレプのコメントを掲載し「すごくいい感じだった。自信があったしね。私はアグレッシブだった。やるべきことはすべてやったし、とてもよかったわ」と語った。
「まだこのレベルでプレーできるんだという自信に繋がった。ご存知のように、この1年はタフな年だった。この大会に出場し、いいプレーができたことは大きな意味がある。 ポジティブなことを全て受け止めて、どんどん自信をつけていきたいわ」
勝利したハレプは準決勝で第3シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準々決勝で第25シードの
M・キーズ(アメリカ)を6-1, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
ハレプはシフィオンテクとの準決勝について「彼女は今、最高のテニスをしているので、(準決勝は)タフで厳しい試合になるだろう。彼女は今、最高の瞬間を迎えているわ。本当にタフな試合になる。でも、私は準決勝に進出できたことを誇りに思う。次もベストを尽くすだけ」と述べた。
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