女子テニスで世界ランク13位の
大坂なおみは29日、2022年1月4日に開幕するメルボルン2(オーストラリア/メルボルン、ハード、WTA250)の会場で初の現地練習を行った。
>>【動画】法政大学がYONEX新EZONEを試打!<< >>ATPカップ 組み合わせ<<28日にオーストラリアに入国した大坂は、翌日29日に会場のメルボルンパークにあるセンターコート ロッド・レーバー・アリーナで練習。同会場では4日から始まるメルボルン2のほかに、17日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)が行われる予定で、大坂は前回大会に続き2連覇と3度目の制覇をかけて出場することになる。
元世界ランク1位で24歳の大坂が公式戦に出場するのは9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来 約4カ月ぶり。2021年シーズンは全豪オープンこそ制覇したものの、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦を前に棄権を発表。その後うつ病を告白し、8月から10月のハードコートシーズンでは出場大会を制限していた。
女子テニス協会のWTA公式サイトは28日に「大坂なおみが復帰する」と題し記事を掲載。この文章はアレックス・マクファーソン記者が執筆したもので、大坂のメンタルヘルスに関する休養やテニス界についてつづられている。
「わずか9カ月ほど前(今年の全豪オープン)まで、ハードコートで不動の地位を築いていたはずの大坂なおみだが、最近は話題に上ることも少なくなってきた」
「全米オープン以来大会に出場しておらず、ランキングも13位に落ちてしまった。アスリートのメンタルを守ることを前面に打ち出したことは、テニス界にとどまらない影響を与えた先駆的な動きだったが、それを適切に議論する方法を見つけることは、現在進行形のプロセスである」
「精神的な強さと弱さをめぐる話し合いは『アスリートはただ黙って強くなるべきだ』という古い考え方に基づくもので、すぐ解き明かせるものではない。大坂は試合勘を取り戻す必要はあると思うが、もし彼女がテニスから離れることでリフレッシュできたのなら、このスポーツはより良いものになるはずだ」
大坂は得意のハードコートシーズンで1年ぶり5度目となる四大大会のトロフィーをかかげるため、1月のメルボルンで戦うこととなる。
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