男子テニス最終戦のNitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は大会3日目の16日、第6シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)がインスタグラムを更新し、負傷により同日開催予定だったシングルスの予選ラウンドロビン「レッドグループ」の第2戦である第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)との一戦を棄権し、大会を去る決断を発表した。
>>Nitto ATPファイナルズ 組合せ<<>>シナーvsフルカチュ 1ポイント速報<<Nitto ATPファイナルズは、年間の大会獲得ポイント「RACE TO TURIN」の上位8選手が出場するシーズン最後の大会。
4選手ずつグリーングループとレッドグループに分かれて3セットマッチによる総当り戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出し優勝を争う。
現地14日に行われた第1戦で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦した際、ベレッティーニは第2セット第1ゲームで左わき腹を負傷。その後途中棄権しており、第2戦の出場が危ぶまれていた。
16日には試合前の事前練習なども行っていたが、開始3時間30分ほど前に決断を下した。
ベレッティーニはインスタグラムで「考えて、熟考して、泣いて、最終的に決めた。僕のファイナルはここで終わり、終了した。イタリアで開催される最も重要なテニスイベントをこのような形で放棄しなければならないとは思ってもみなかった」と投稿。
「もう1度みんなの前でプレーしたいという気持ちが強かったけど、自分の体が目の前の課題に立ち向かう準備ができていないと感じ、決断した。努力と汗で得たものを奪われたようで、悲しすぎると言っても過言ではない。簡単な決断ではなかったが、僕にとっても、僕のキャリアにとってもベストな決断だと確信している。いつも応援してくれてありがとう。また、たくさんのメッセージを送ってくれて、感動した。ありがとう」
棄権したベレッティーニの代わりには、年間獲得ポイントで9位だった
J・シナー(イタリア)が入り、フルカチュと対戦することとなる。
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