男子テニスで世界ランク61位の
V・ポスピシル(カナダ)は15日にインスタグラムで、東京オリンピック(日本/東京、ハード)を欠場すると発表した。
ポスピシルはオリンピックで、2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)と2016年のリオ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で、カナダ代表として2大会連続の出場を果たしていた。
投稿では「故郷のファン全員へ、残念ながら今年の東京オリンピックを欠場することになった。原因はいくつかあり、その1つに右肩を痛めていて悪化させないために休息が必要になったことがある」と明かした。
「これはプロとして最もつらい決断の1つだった。国のために戦うためにオリンピックに出場することは、僕を含めて多くの子供たちの夢だ。ただ僕は自分自身に正直になり、身体的にも精神的にも遠征はできないと思った」
「これからカナダに戻って休みを取って家族と過ごす。そしてハードコートシーズンに向けて準備できるようにしたい。いつも応援ありがとう」
ポスピシルは今シーズン、6月のバイキング国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で8強入りした。
カナダ勢では、世界ランク10位の
D・シャポバロフ(カナダ)も東京オリンピックの欠場を表明している。
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