テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は8日、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第2シードの
D・メドベージェフを6-3, 7-6 (7-3), 7-5のストレートで破り、2年連続2度目のベスト4進出を果たした。
チチパスは第1セット、ファーストサービスが入ったときに85パーセントと高い確率でポイントを獲得。第4ゲームでブレークし、セットを先取する。
第2セットでは第3ゲームで先にブレークに成功する。第6ゲームで追いつかれてタイブレークに突入するも、フォアハンドウィナーを決めるなどして獲得。勝利まであと1セットとする。
第3セットでチチパスはメドベージェフにドロップショットを決められて第5ゲームでサービスゲームを落とす。しかし第7ゲームから3ゲームを連取すると、第12ゲームで握ったマッチポイントではメドベージェフのアンダーサービスに対応し勝利した。
準決勝では第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは準々決勝で世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
残りの準々決勝では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)、第3シードの
R・ナダル(スペイン)と第10シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)が顔を合わせる。
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