テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は１日、女子シングルス１回戦が行われ、第２４シードのＣ・ガウフ（アメリカ）が世界ランク２１３位のA・クルニッツ（セルビア）を7-6 (13-11), 6-4のストレートで下し、初戦を突破した。会見では、今大会を棄権した同２位の大坂なおみについて「大坂や同じような状況に置かれている選手の助けになる方法が見つかってほしい。私が今できることは手を差し伸べてサポートすることだけ」とコメントした。

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１７歳のガウフは８本のダブルフォルトを犯すも、ファーストサービスが入ったときには７２パーセントの確率でポイントを獲得。

ガウフは試合後に「大坂は本当にいい人で、特に優しさがある。彼女の悪いことは私は思いつかない。精神的な健康はとても重大なことだから、彼女が乗り越えられることを祈っている。落ち込みなどがいま彼女が直面している問題だと思うけれど、それを打ち負かしてさらに強くなって戻ってきてほしい」と語った。

「ただ私もみんなが知っていることしか知らない。彼女にとって会見をすることが今回の件の引き金になったのかもしれないし、違うかもしれない。真相はわからない」

「彼女についての質問に対する答えには予測で答えたくはない。思ったことだけを言ったら最終的に間違った情報につながるし、詳しく知らないことについて異なった話を提供したくはない」

２回戦では世界ランク３９位のワン・チャン（中国）と対戦する。ワンは１回戦で同６４位のシェ・シュウェイ（台湾）を逆転で下しての勝ち上がり。

同日の１回戦では、第１シードのＡ・バーティ（オーストラリア）、第５シードのＥ・スイトリナ（ウクライナ）、第１３シードのＪ・ブレイディ（アメリカ）、第１７シードのＭ・サッカリ（ギリシャ）、第１８シードのＫ・ムチョバ（チェコ）らが２回戦へ駒を進めた。

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