男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準々決勝が行われ、第21シードの
J・シナー(イタリア)が第32シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を7-6 (7-5),6-4のストレートで破り、ATPマスターズ1000で初のベスト4進出を果たした。
>>マイアミOP対戦表<<この日、19歳のシナーはブブリクに7本のサービスエースを決められたものの3度のブレークに成功。1時間40分で4強入りを決めた。
10代でマイアミ・オープンのベスト4へ進出したのはシナーが史上8人目。男子プロテニス協会のATP公式サイトは8選手の年齢と当時の成績を掲載している。
<マイアミ・オープンでの10代で4強入りの選手>
※左から名前、年齢、開催年、最終結果
J・シナー:19歳、2021年、ベスト4(現時点)
F・オジェ アリアシム(カナダ):18歳、2019年、ベスト4
D・シャポバロフ(カナダ):19歳、2019年、ベスト4
A・マレー(イギリス):19歳、2007年、ベスト4
N・ジョコビッチ(セルビア):19歳、2007年、優勝
R・ナダル(スペイン):18歳、2005年、準優勝
L・ヒューイット(オーストラリア):19歳、2000年、ベスト4
A・アガシ(アメリカ):19歳、1990年、優勝
シナーは準決勝で、第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と対戦する。バウティスタ=アグは準々決勝で、第1シードの
D・メドベージェフをストレートで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたブブリクはATPマスターズ1000で初の4強入りとはならなかった。
昨年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今回が2年ぶりの開催となっている。
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