男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク81位の
L・プイユ(フランス)を6-2,6-3のストレートで破り、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。男子プロテニス協会ATP公式サイトには、同週に行われているカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)で約1年2カ月ぶりの実戦復帰を果たした世界ランク6位の
R・フェデラー(スイス)について語った。
同大会3連覇を狙う22歳のチチパスは2回戦、ファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどプイユを圧倒。リターンゲームでは4度のブレークに成功し、1時間4分で勝利した。
チチパスはATP公式サイトでひざの負傷から復帰したフェデラーに言及した。39歳のフェデラーはカタール・エクソンモービル・オープンに出場し
D・エヴァンス(イギリス)に勝利し準々決勝に進出。
N・バシラシヴィリ(ジョージア)にフルセットで敗れたものの、復活を印象付ける大会となった。
「彼(フェデラー)は負けたけど、いいプレーをしていたよ。彼にとってはもう少し試合数を増やすことが重要だと思う。最終的には立ち直り、自分の道を見つけそれを貫いていくような気がする。あと数試合は必要だろうけど、彼が戻ってきてくれたのは本当にうれしい。テニスファンだけでなく、テニス選手にも喜びをもたらしてくれる存在だ」
フェデラーが2004年2月に世界ランク1位に初めて到達したとき、チチパスは5歳だった。22歳になった現在、フェデラーは39歳になりながらも第1線で活躍を続けている。
「ロジャー(フェデラー)はインスピレーションの源でもあるし僕のプレーのいろいろな面で助けになっていると思う。彼のレベルには到底及ばないけれど、プレーを比較することはできる。彼のレベルに達することは難しいかもしれない。それでも尊敬できる存在であることは間違いないよ」
チチパスはオープン13・プロヴァンス準々決勝で、世界ランク93位の
PH・エルベール(フランス)と対戦する。エルベールは2回戦で同63位の
C・ノリー(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
D・メドベージェフ、予選から出場している世界ランク138位のA・リンダーネック(フランス)がベスト4へ駒を進めた。
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