テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、女子シングルスで決勝進出を果たした第3シードの
大坂なおみのコーチであるウィム・フィセッテ氏が会見で「なおみとチーム全体が1つになっている」と語った。
>>大坂 なおみvsブレイディ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチら全豪OP対戦表<<フィセッテ氏は2019年末から大坂のチームに加わり、これまで
K・クレイステルス(ベルギー)、
V・アザレンカ、
S・ハレプ(ルーマニア)、
A・ケルバー(ドイツ)らのコーチを務めた経験を持つ。
大坂の決勝進出についてフィセッテ氏は「長いプロジェクトだった。早めにオーストラリア入りする計画など変更しなければいけなかった全てのことは、これまでのグランドスラムへ臨む中で最も長い準備だった。でも、課題に取り組む機会も僕らに与えてくれた。全米オープンの時と比べると、彼女は一歩前進していると感じる。コーチとしては本当にいい気分」と述べた。
大坂は準決勝で四大大会23勝を誇る第10シードの
S・ウィリアムズ(アメリカ)と激突。6-3,6-4のストレートで勝利し、2019年以来2年ぶり2度目の決勝進出を果たした。
「ベースラインから彼女は安定しているけど、これまでよりも攻撃的でもある。特にコースを変えることがよくなっている。僕らが集中している大きなポイントは、彼女のリターンだった。昨日のセリーナとの試合のように、1球でも多くコートに返し、どのポイントも取らなければいけないという気持ちを常に持たせて相手にプレッシャーを与えている」
「セリーナがコートの向こうにいるのを見ると、それ自体が脅威のようなもの。なおみがダブルフォルトをしたのはセリーナだったからだと思う。ファーストサービスの確率はよくなかったけれど、大切なポイントで彼女は本当にいいサービスを打っていた」
大坂は決勝で第22シードの
J・ブレイディ(アメリカ)と対戦する。両者は4度目の対戦で、大坂の2勝1敗。
フィセッテ氏は「もう少しファーストサービスの確率が上がることを願っている。60パーセントくらいになってくれたら最高だろう」と期待を寄せている。
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