テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１２日、女子シングルス３回戦が行われ、第３シードの大坂なおみが第２７シードのＯ・ジャバー（チュニジア）を6-3，6-2のストレートで破り、２０１９年以来２年ぶり３度目の４回戦進出を果たした。試合後の会見では「プレーがうまくいっていないように感じたけど、戦い方にはとても満足している」と話した。

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この試合、大坂は５本のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠くも、ジャバーのブレークを１度に抑える。自身のリターンゲームでは４度のブレークに成功し、１時間１８分の熱戦を制した。

試合後の会見では「今日の１番の目標はサービスとリターンだと思っていた。 ポイントが決まるまでのラリー間に何が起こるかは分からないけれど、リターンを返せるかどうかは自分でコントロールできるし、サーブの打ち方も自分でコントロールできる。今日は自分からミスすることが多かったように、プレーがうまくいっていないように感じたけど、戦い方にはとても満足している」と語った。

４回戦では第１４シードのＧ・ムグルサ（スペイン）と対戦する。両者は初の顔合わせ。ムグルサは２回戦で世界ランク８３位のＺ・ディアス（カザフスタン）をストレート下しての勝ち上がり。

大坂は４回戦について「彼女（ムグルサ）とは１度練習したことがあるけど、それは芝のサーフェスでのこと。それに私はまだ若かった。２、３年前くらいかな。若い頃、彼女がウィンブルドンで優勝したり、全仏オープンで優勝したりするのを見ていたから、対戦したいとずっと思っていた。だから、私にとっては本当にエキサイティングなこと」と話した。

同日には第７シードのＡ・サバレンカ（ベラルーシ）、第１０シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）、第１９シードのＭ・ボンドロウソワ（チェコ）らがベスト１６へ駒を進めた。

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