男子テニスの国別対抗戦のATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード)は6日、グループD 日本vsアルゼンチンのシングルス第2試合が行われ、世界ランク41位の
錦織圭は同9位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)に1-6,7-6 (7-4),0-6のフルセットで敗れた。昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)1回戦以来 約4カ月ぶりの白星とはならなかった。
>>錦織ら全豪OP対戦表<<>>錦織vsカレノ=ブスタ 1ポイント速報<<この試合、錦織は昨年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)初出場を果たしたシュワルツマンにストローク戦を制されると、第2ゲームで先にブレークを許す。その後もミスを繰り返すと、挽回することができずに第1セットを落とす。
第2セットでは第2ゲームでこの試合初のブレークに成功。絶妙なロブショットを決めるなど主導権を握るが、第5ゲームでブレークバックされタイブレークへ。これを制しファイナルセットへ突入した。
ファイナルセットでは痛恨のダブルフォルトを犯し第2ゲームで先にブレークされる。第3ゲームで得たブレークチャンスを決め切ることができずにいると、その後もシュワルツマンの守備を崩すことができずに力尽きた。
錦織の敗戦で日本は対アルゼンチン0勝2敗として、予選ラウンドロビン2敗目となった。
本来この試合は4日に開催される予定だったが、選手が入国後の隔離期間を過ごした宿泊施設の関係者に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたため、同日の試合は全て中止になっていた。
日本vsアルゼンチンの組み合わせは以下の通り。
<シングルス第1試合>西岡良仁 3-6,6-7 (4-7)
G・ペラ(アルゼンチン)<シングルス第2試合>錦織圭 1-6,7-6 (7-4),0-6 D・シュワルツマン
<ダブルス>※予定
マクラクラン勉/ 西岡良仁 vs
M・ゴンサレス(アルゼンチン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)ATPカップは、12カ国が予選で3カ国総当たり戦を行い、上位4カ国が決勝トーナメントへ駒を進める。日本は予選ラウンドロビンの初戦でロシアに1勝2敗で敗れており、錦織は
D・メドベージェフ(ロシア)に敗れていた。
また、ロシアはアルゼンチンにも勝利したため、決勝トーナメント進出が決定。同日にはドイツと準決勝を戦い勝利。決勝進出を果たしている。
ATPカップの組み合わせは以下の通り。
【グループA】セルビア
ドイツ
カナダ
【グループB】スペイン
ギリシャ
オーストラリア
【グループC】オーストリア
イタリア
フランス
【グループD】日本
ロシア
アルゼンチン
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