テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は６日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク１３１位の
Ｎ・ポドロスカ（アルゼンチン）が第３シードの
Ｅ・スイトリナ（ウクライナ）を6-2, 6-4のストレートで破る金星をあげ、四大大会で初のベスト４進出を果たした。ポドロスカは１９６８年のオープン化以降、全仏オープンの同種目で予選から４強入りした初の選手となった。
＞＞YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決＜＜＞＞ナダルら全仏OP対戦表＜＜アルゼンチン女子で２００４年の
Ｐ・スアレス（アルゼンチン）以来１６年ぶりに全仏オープン準決勝の舞台に立つことが決まったポドロスカは「体に痛みや問題などはない。ローランギャロスの前週の大会で優勝した。そこでも５試合続けてプレーしていた。幸運にもいい状態」と会見で語った。
「自分にとっては、とても特別。南米の少女はテニスをすることがとても複雑。ここまでの結果が出せたのは、とてもいいことだと思う。全ての若い女の子にとって手助けになるはず」
またポドロスカは、これまでのテニス人生について「最もつらかったのは２・３年前」と明かした。
「多くのけがをしてしまった。ランキングも落ち、８カ月くらいツアーから離れていた。大会を転戦するお金もなかった。自分のチームも全て変えたから、自分にとってタフな時期だった。かつてのコーチとは１０年ほど共にやってきたけど、関係が壊れてしまった。あの時は何をしていいのか分からなかった」
２３歳のポドロスカは準決勝で世界ランク５４位の
Ｉ・シフィオンテク（ポーランド）と対戦する。１９歳のシフィオンテクは準々決勝で同１５９位の
Ｍ・トレヴィサン（イタリア）（イタリア）をストレートで下しての勝ち上がり。
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