ブラジルのサッカークラブ ボタフォゴに所属する本田圭佑らが運営するプレミアム音声サービス『NowVoice』に14日、男子テニスで世界ランク31位の
錦織圭がメッセージを掲載した。
【ダニエル 太郎】前編、ジョコビッチやナダルらに挑むときの考え方とは>>YouTube テニス365チャンネル<<『NowVoice』は、世の中に強い影響力を持つ、アスリートをはじめとした各界のトップランナーの音声を提供する定額制のプレミアム音声サービス。本田や錦織を始め、サッカー選手の長友佑都や野球選手のダルビッシュ有、ラグビー日本代表のリーチ・マイケルらトップアスリートの本音の「声」をユーザーに届けるものとなっている。
錦織はこの日、「なぜテニスが好きなのか」と題し音声を投稿。「今日はなぜ自分がテニスにひかれたのか、テニスが好きなのかを話していきたいなと思います」と語り始めた。
「僕が思うに、ですがテニスはボクシングと『信長の野望』(※ゲーム)を組み合わせたものだと思っています。『信長の野望』ではなくてもいいんですけど、チェスみたいな詰めていくようなイメージです。ボクシングのように命を懸けた戦いのイメージと戦略性、駆け引きの要素も入ってきているので、この2つのイメージだと僕は思っています。コンタクトスポーツではないので、ボクシングほどの危機感はないんですが、試合に入る前はいつもそのぐらいの気持ちで戦っています」
テニスのどこが1番好きかというテーマについては「1番は1対1で戦うところなのかなと思います。基本的に昔から勝負事は好きですし、身体を動かすことなら何でものめり込めたとは思います。実際、昔からサッカー、野球、水泳などやっていました。そしてテニスを選んだきっかけですが、色んなスポーツをやっていた中で1番うまかったから、です。調子乗っているみたいな言い方ですけど、12歳のときに全国大会で優勝を3回しました。そのとき同じくらい好きだったサッカーは県レベルにも達していなかったので、テニスを選ばざるを得なかったというか、1番自分の中で得意なスポーツだったんですね」と話した。
「なので正直昔は今ほどテニスが大好き、というわけではなかったです。だから、夢が無い子どもたちだったり、何を仕事にしたらいいか分からない方たちは、自分の得意な何かを見つけて突っ走ることが自分の夢を見つけることにも繋がっていくと思います。無理に夢を見つける、というわけではなく、『自分には何が得意なんだろう』『やってて何が楽しいんだろう』という所を探してみても良いのかなと思います。現に自分もそうだったので」
その他錦織は、テニスとバトミントン、卓球の共通部分や違うところ、コート上での孤独感や辛いことに関して約10分間にわたり語りかけた。
『NowVoice』は現在チャリティ期間として、5月31日まで(予定)無料でアスリートの声を聞くことができる。
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