女子テニス協会のWTA公式サイトは22日、同協会の会長であるスティーブ・シモン氏のコメントを掲載した。
<YouTube>【伊藤 竜馬】ラケットバッグの中を全て公開してくれました>>YouTube テニス365チャンネル<<テニスは現在、新型コロナウイルスの影響により6月7日までの全ての大会を男女ともに中止している。
WTAの会長のシモン氏は同公式サイトで世界のテニスファンに向け、文章を掲載した。
「WTAファンの皆様へ。皆様はきっとご存じだと思いますが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、プロテニス・ツアーは6月7日まで開催中止の決定が下されています。簡単な決断ではないものの、この決断は正しい行いであることは明らかで、関係各所や医療関係者がツアーの再開に十分安全であるとのガイダンスを出して初めて大会が再開されます。
80以上の国と地域出身の選手達と、6つの大陸で開催される競技シーズンからなるWTAの任務は、この世界的な危機の終息の手助けをすることが最も優先とするものであります。WTAファミリー全員の健康より大切なものは何もありません。そのファミリーにはあなたのような誠実なファンも含まれています。この時期においては、この世界的な健康への危機に、より広範囲の社会が取り組み、我々は一個人としてそれぞれの責任を果たしながらステップアップするということは、一歩引いてみるということを意味しています」
「この先の見えない期間では、選手会に選出されたメンバーである
K・アン(アメリカ)、
G・ダブロウスキ(カナダ)(カナダ)、
M・キーズ(アメリカ)、
J・コンタ(イギリス)、
A・クルニッツ(セルビア)、
A・パブリュチェンコワ(ロシア)、
S・スティーブンス(アメリカ)、そして
D・ヴェキッチ(クロアチア)らの素晴らしい選手達が示した彼女らの力強い姿勢に感銘を受けています。彼女達からのエネルギーは、鍵となる全ての関係者の間で行われている進行中の話し合いを極めて重要なものとして維持させています。また、私自身は、全てを注ぎ柔軟に対応してくれている大会関係者に敬意を払いたいと思っています。彼らこそがWTAツアーを陰ながら支えてくれています。どの大会も、スポンサーや地元の業者の方々、スタッフやボランティア、そして数えきれないほどの時間を費やして練られた構想と努力を含む真の地域活動を必要としております。我々はこれまでにないほど、立ち直るために短期解決策と長期戦略の両方を見付け出すために大会主催者とそのチームと密に努力を続けていきたいと思います」
「その間、我々は情報を発信し続け、応援している選手や大会についてはそれぞれのSNSやWTAのSNSやホームページなどで情報収集を引き続き行うことをお勧めします。皆様も安全にお気を付け下さい。みなさんからのサポートとご理解には感謝しています。テニスが女性にとって世界的に優れたスポーツであるのは皆様方のお陰です。なるべく早い活動再開を心待ちにしています。WTA会長そして最高責任者であるスティーブ・シモンより」
WOWOWでは、年間を通してテニスを放送・配信!その他情報番組やドキュメンタリー番組も。
テニスを見るならWOWOW。■詳細・放送スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ハレプ 自国の医療機関へ寄付・開催中止は「本当に残念」・セリーナ 現状解決へ呼びかけ■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報