男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は13日、グループ・レイトン・ヒューイットの予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第2シードの
R・フェデラー(スイス)が第6シードの
D・ティーム(オーストリア)を6-2, 6-3のストレートで破り、今大会初勝利をあげた。フェデラーは試合後のオンコート・インタビューで第1戦の
錦織圭との試合や、ティームについて語った。
>>錦織らファイナルズ組み合わせ表<<>>錦織vsティーム 1ポイント速報<<この試合、ファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得したフェデラーは、1時間6分で勝利を決めた。
試合直後のオンコート・インタビューでは「圭(錦織)に負けたあとに立ち直ったことを観客に見せなければ、と思っていたから勝ててうれしい。この大会には楽な試合は1つもない。だからこそ、負けたあと次の試合に臨むには心構えが必要」
「僕にとっては大きなチャレンジだが、今回の姿勢やメンタル、プレーには満足している」
「トップレベルのバックハンドを持つドミニク(ティーム)との試合は楽しかった。今日は前向きにプレーができたと思う。なによりロンドンでの試合は大好きだ」
また、第3戦で激突する第4シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)とは今年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準々決勝以来の対戦。そのときは4時間を超える熱戦の末フェデラーが敗れている。
「室内での彼(アンダーソン)は強敵だ。サーブが良いのは知っている。彼とまた戦えるのはうれしい。ウィンブルドンでのリベンジができるといい」と語った。
フェデラーとアンダーソンの一戦は日本時間16日の5時(現地15日の20時)以降に開始予定。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。勝敗数で並んだ場合は出場試合数。それも並んだときは直接対決の結果によって順位が決まる。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・グーガ・クエルテン】(1)
N・ジョコビッチ(セルビア) 1勝0敗
(3)
A・ズベレフ(ドイツ) 1勝0敗
(5)
M・チリッチ(クロアチア) 0勝1敗
(8)
J・イズナー(アメリカ) 0勝1敗
【グループ・レイトン・ヒューイット】(2)R・フェデラー 1勝1敗
(4)K・アンダーソン 2勝0敗
(6)D・ティーム 0勝2敗
(7)錦織圭 1勝1敗
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