関節リウマチ公表「衝撃的」

女子テニス協会のWTAは２５日公式サイトで、世界ランク３位のＣ・ウォズニアッキ（デンマーク）が関節リウマチであることを公表した。

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WTA公式サイトにはウォズニアッキのコメントが掲載されており、全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）の後から関節リウマチに悩まされていることを明かしている。

「最初は衝撃的だった。自分は素晴らしい選手だと思っているときに突然、このことと付き合わなければならなくなった。全米オープンの後に医者のところへ行き、治療を開始した。私はそのことを公表したくなかった。なぜなら、私の調子が良くないことを対戦相手が知っていたら優位になってしまうかもしれない」

「私は自分自身に尋ねてみた。『これはどういうこと？』『以前のようには戻れないの？』」

「そして医者はこう言った。『あなたがやりたいことは何でもできる。体のことを考えて、自分自身を信じなければいけない』」

２８歳のウォズニアッキは今年１月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で四大大会初優勝。その後、関節リウマチが判明してから出場したチャイナ・オープン（中国/北京、ハード、プレミア・マンダトリー）ではタイトルを獲得した。

「とりあえず、今シーズンを終えることができてうれしく思っている。今は少しコントロールできていて、今後について計画を立てられる状態」

「関節リウマチと戦っているたくさんの人がいることを私は知っている。私は彼らの顔を上向かせたい。そして一緒に進んでいきたいと思っている」

現在開催中の最終戦のBNPパリバ WTAファイナルズ・シンガポール（シンガポール、室内ハード）には女王として出場したが、１勝２敗で決勝トーナメント進出を逃している。

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