テニス国際大会「Coca-Cola INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(コカ・コーラ インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ)」(通称IPTL)のフィリピンラウンド(フィリピン/マニラ、ハード)は8日、インディアン・エーシーズとフィリピン・マーベリックスの男子シングルスが行われ、M・ラオニチが
R・ナダル(スペイン)を6-5 (7-6)で下した。
>>IPTLとは・・・?<<ナダルを破り、チームを勝利に導いたラオニチは「自分のテニスを、戦略に従ってプレーしただけ。ラファ(ナダル)との対戦では、ポイントを短くして彼に主導権を握らせないようにしなければならないのは分かっていたから、それをしたんだ。」と話した。
第5試合でラオニチが勝利したことにより、フィリピン・マーベリックスはインディアン・エーシーズに25-24で勝利。さらにチームの地元であるフィリピンラウンドで3戦全勝となった。
ラオニチは「チームの地元ファンの前でこの3日間、我々の戦い方に興奮している。このチームには最高のキャプテンがいる。ここまで見せてきた選手起用の選択や、いつも第1セットでしっかり勝つという素晴らしい形で試合に臨めて、そのことでとてもモチベーションが上がっていた。」と振り返っていた。
また、今大会については「最高のシステムの大会だと思う。観客にもテレビにもとてもフレンドリー。チームの雰囲気も最高で、この連勝の勢いを次のレッグにも続けられることを期待している。」と意気込みを述べた。
試合の対戦結果は以下の通り。
【インディアン・エーシーズ vs フィリピン・マーベリックス 24-25】
1.レジェンドシングルス
F・サントロ(フランス) 4-6
M・フィリプーシス(オーストラリア)2.男子ダブルス
R・ナダル/
I・ドディグ(クロアチア)組 6-4
R・ガスケ(フランス)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組
3.ミックスダブルス
R・ボパンナ(インド)/
S・ミルザ(インド)組 6-3
TH・フェイ(フィリピン)/
S・ウィリアムズ(アメリカ)組
4.女子シングルス
S・ストーサー(オーストラリア) 3-6 S・ウィリアムズ
5.男子シングルス
R・ナダル 5-6 (6-7) M・ラオニチ
>>IPTL オフィシャル・カードセット発売開始!<<IPTLでは1試合6ゲーム先取の特殊なルールで行われる。ゲームカウント5-5になった際はシュートアウト(7点先取のタイブレーク方式)を適用。男女シングルス、男子ダブルス、ミックスダブルス、男子レジェンドシングルスの1セットマッチを行い、5試合の獲得ゲーム数が多いチームの勝利となる。
ゲーム獲得数によって順位が決定し、5節を終え獲得ゲーム数が高い上位2チームが決勝で優勝を争う。
IPTLは日本から始まり、フィリピン、インド、アラブ首長国連邦、シンガポールへと会場を移し、12月20日まで行われる。また、WOWOWではIPTLの全日程を生放送する。
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