テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は2日、女子シングルス2回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が
K・ベルテンス(オランダ)を7-6 (7-5), 6-3のストレートで下し、3回戦進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、10本のダブルフォルトと34本もの凡ミスを犯し、ベルテンスの強打におされたセリーナは苦しい表情を浮かべるシーンが見られた。そんな中で女王の力を発揮し、ファーストサービスが入った時には88パーセントの高い確率でポイントを獲得し、1時間32分で勝利した。
3回戦では同胞の
B・マテック=サンズ(アメリカ)と対戦する。
セリーナは今季の全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンを制しており、全米オープンで優勝を果たすと、1988年の
S・グラフ(ドイツ)以来で史上4人目となる年間グランドスラム達成となる。
さらに、セリーナは2002年の全仏オープンから2003年の全豪オープンまでグランドスラム4大会連続優勝を果たす「セリーナ・スラム」を達成しており、今年のウィンブルドンで自身2度目となる「セリーナ・スラム」を果たした。
また、同日行われたシングルス2回戦では、アメリカ勢ではセリーナの他に第19シードの
M・キーズ(アメリカ)、第23シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)、マテック=サンズ、
M・ブレングル(アメリカ)らが勝ち上がっている。
日本勢からは
土居美咲(日本)が第12シードの
B・ベンチッチ(スイス)と対戦し、マッチポイントを3本握っていたが、そこから逆転を許して3回戦進出を逃した。
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