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男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子（スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ）は９日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク５位で第４シードの錦織圭（日本）と第２シードのＡ・マレー（英国）の試合は、ゲームカウント3-6で錦織が第１セットを落とした。

錦織のサービスから始まった第１セット、錦織は序盤からネットプレーやドロップショットなど積極的なプレーで攻めていた。第３ゲームで錦織はマレーにセカンドサービス時に攻めこまれ、このセット初のブレークチャンスを与えるも、慌てることなくラリーを繋いでデュースにもちこみ、ファーストサービスをしっかり入れてサービスキープする。

第６ゲームで錦織に初めてのブレークチャンスが訪れるもマレーの多彩なプレーで凌がれる。両者サービスキープが続く中、第７ゲームでマレーに２度目のブレークチャンスをものにされ、リードを許す展開となる。

少し焦りの見える錦織、ファーストサービスで崩してから攻めるも、リターンに強みを持つマレーに打ち込まれ、最後は錦織のストロークがアウトしてブレークされ、第１セットを落とした。

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